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外国人実習生のニュース

外国人実習生に関するニュースを中心にまとめています

外国人実習 事業所7割で法令違反

 厚生労働省北海道労働局は26日、道内で外国人技能実習生を受け入れている114事業所のうち、約72%に当たる82事業所で、労働基準法などの法令違反があったと発表した。2015年の1年間で監督指導した結果を同局がまとめた。健康診断を受けさせていなかったり、安全措置を講じていない機械を使わせたりしたケースが目立った。同局は違反事業所に対し、是正を勧告した。


 発表によると、違反は82事業所で延べ178件あった。健康診断については雇い入れ時のほか、年1回以上の実施が義務付けられているが、違反と認定されたのは48件(26・9%)で、最も多かった。

 次いで安全措置を講じていない機械を使わせるなどしていた事例34件(19・1%)、賃金不払いが19件(10・6%)の順だった。不払い額は数百万円分にも上る事業所もあった。

 また長時間労働させていた事案も18件(10・1%)あり、同局が夜間に抜き打ちで事業所を監督指導した結果、6人の外国人実習生に対し、月100時間を超える時間外労働をさせていたことが判明した。6人の中には、最長で月178時間も時間外労働させていたケースもあったという。

 違反のあった事業所を業種別にみると、食料品製造業(47か所)と農業・畜産業(21か所)で大半を占めていた。

 北海道労働局監督課は、「外国人実習生の受け入れは、母国の経済発展を担う人材を育てることが目的だ。事業所は、実習生の適正な労働条件を確保すべきだ」としている。