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外国人実習生のニュース

外国人実習生に関するニュースを中心にまとめています

介護人材、外国人が存在感 EPAで来日、78人合格

 介護福祉士と看護師を目指す研修生のEPAに基づく受け入れは2008年度に始まった。今年度からベトナム人も受け入れている。介護福祉士の場合は施設で実務経験を3年積み、4年目に受験する。合格なら日本で何年でも働き続けることができ、落ちれば1年滞在を延長して再受験する。合格率アップのため、問題文の漢字すべてにふりがなをつけるなどの対策を進める。今回の合格率は44・8%で前回から8・5ポイント上昇した。日本人を含む合格率は61・0%だった。

 「ゼリーおいしいですか」。フィリピン人研修生のアレクサンダー・デラクルスさん(31)は寝たきりのお年寄りに日本語で話しかけ、タイミングよくスプーンを口元に運ぶ。横浜市特別養護老人ホームよつば苑。介護職員約60人のうち7人はEPAで受け入れた外国人だ。すでに2人が介護福祉士資格を持ち、今年受験したデラクルスさんも合格した。

 ここでは日本語を徹底的に教え込む。勤務は週3日の日中だけ。ほかは日本語講師を呼んでの語学講義や専門学校での勉強だ。高田修嗣施設福祉部長は「合格して残ってもらわないと意味がない」と話す。

 EPAは公的な学習の支援が充実している。1人あたり年23万5千円以内で日本語学校への通学や講師派遣費などの助成があり、教材の無償配布や通信添削も受けられる。

 12年度に合格したEPA研修生のうち67人の日本語能力試験の結果は、約6割が5段階で真ん中の「N3」だった。これは「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる」レベルだ。

 

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